重要課題(マテリアリティ)

社会環境の変化に伴い、企業を取り巻く状況やニーズも急速に変化しています。私たちは、このような状況に柔軟に対応し、持続可能な成長を実現するため、マテリアリティ(重要課題)を特定しました。現在の社会的ニーズに即した課題と当社が重点的に取り組むべき目標を設定し、企業として目指すべき姿に向けて着実に前進していきます。
 

環境(Environment)

当社は、地域に根ざした総合建設業として、自然との共生を重視した持続可能なまちづくりを推進しています。
具体的には工事に伴うCO₂排出量の削減、省資源・省エネルギー化の徹底、建設副産物の適正処理や再資源化などを通じて、環境負荷の低減に取り組んでいます。また、地域の気候風土を尊重した施工・事業活動を目指しています。
今後は、このような環境保全の取り組みを会社全体で継続的かつ体系的に進めてまいります。

地球環境保全への取り組み

SDGs Goal 7: エネルギーをみんなに そしてクリーンにSDGs Goal 12: つくる責任 つかう責任SDGs Goal 13: 気候変動に具体的な対策をSDGs Goal 14: 海の豊かさを守ろうSDGs Goal 15: 陸の豊かさも守ろう
地球環境保全の取り組み
活動方針 活動内容
カーボンニュートラル社会実現への貢献
  • 省エネ/ZEB/木造建築等 実績拡大
  • 事業活動におけるCO2排出量の削減
    環境配慮型 燃料/資材 の利用促進
    再生可能エネルギー の利用促進
循環型社会実現への貢献
  • 混合廃棄物の排出量抑制
  • 再生材利用の促進
自然と共生する社会実現への貢献
  • 緑の水田プロジェクトの推進
  • 緑の森林プロジェクトの推進

社会(Social)

当社は、建設業が地域社会の基盤を支える重要な役割を担う存在であるという自覚のもと、すべての人々にとって安全・安心な環境づくり・まちづくりに努めています。
工事作業所における安全衛生管理の徹底はもちろんのこと、働く人の多様性や働きやすさにも配慮し、誰もが安心して働き続けられる職場環境の整備に取り組んでいます。
また、地域行事への参加に加え、日頃から他企業や異業種との連携を深めることで、地域社会の一員として安心で信頼される企業を目指しています。今後も、人と地域に寄り添いながら、建設業という事業特性を生かした「安心で豊かな社会環境づくりに貢献する」企業であり続けられるよう、努めてまいります。

現場力の強化と施工品質の向上

SDGs Goal 3: すべての人に健康と福祉をSDGs Goal 8: 働きがいも経済成長もSDGs Goal 9: 産業と技術革新の基盤をつくろうSDGs Goal 11: 住み続けられるまちづくりを
現場力の強化と施工品質の向上
活動方針 活動内容
施工品質の追求
  • 施工支援体制の拡充
  • 社内検査体制の強化
生産性の向上
  • スマート技術(ICT、DX等)の導入推進
労働安全衛生の徹底
  • 安全衛生管理の向上と労働災害防止活動の推進

働きがいのある職場環境の実現

SDGs Goal 3: すべての人に健康と福祉をSDGs Goal 4: 質の高い教育をみんなにSDGs Goal 5: ジェンダー平等を実現しようSDGs Goal 8: 働きがいも経済成長もSDGs Goal 11: 住み続けられるまちづくりを
現場力の強化と施工品質の向上
活動方針 活動内容
従業員のエンゲージメントの向上
  • ワークライフバランスの推進
  • エンゲージメントサーベイの実施
  • 健康経営の推進
  • 従業員教育の拡充
働き方改革の推進
  • 4週8閉所の実現に向けた環境整備

豊かな暮らしを支えるまちづくり

SDGs Goal 1: 貧困をなくそうSDGs Goal 2: 飢餓をゼロにSDGs Goal 3: すべての人に健康と福祉をSDGs Goal 4: 質の高い教育をみんなにSDGs Goal 9: 産業と技術革新の基盤をつくろうSDGs Goal 11: 住み続けられるまちづくりをSDGs Goal 17: パートナーシップで目標を達成しよう
豊かな暮らしを支えるまちづくり
活動方針 活動内容
地域社会への貢献
  • 地域イベントへの積極的参加
  • まちづくり、再開発事業への積極的参加
学校教育分野における活動の推進
  • インターンシップの取り組みの深化
  • 職場体験学習等の開催・協力
国際協力の推進
  • グローバルな視点における持続可能な社会実現のための海外支援
パートナーシップの推進
  • 産学官連携プロジェクトの推進

ガバナンス(Governance)

健全な企業経営の基本は、透明性と公正性のある組織運営にあるという考えのもと、当社ではコンプライアンスと企業倫理の徹底を軸に、法令違反を未然に防ぐ体制の確立、コンプライアンス研修の強化、情報セキュリティ対策の高度化等に取り 組んでいます。
また、全従業員が高い倫理観をもって行動できるよう、日常の業務において、チェックリストの活用や上司との対話による行動規範の確認を通じて意識の定着を図ると共に、継続的な情報発信により、 健全な企業風土の醸成を図っています。
併せて、意思決定の透明性と客観性の向上を目的として、管理職における多様な人材の登用に加え、それを支える環境づくりにも取り組み始めました。
今後も、公正かつ誠実な企業運営を通じて、社会か ら信頼される経営基盤の強化に努めてまいります。

企業倫理の徹底

SDGs Goal 16: 平和と公正をすべての人に
企業倫理の徹底
活動方針 活動内容
コンプライアンスの徹底
  • コンプライアンス研修の強化
  • 法令違反防止体制の確立構築
情報セキュリティの強化
  • セキュリティに関しての情報発信
  • 専門部署での常時監視体制の確立
防災減災への対応
  • BCP(事業継続計画)推進委員会の設置継続