札幌市建設局主催「夏休み親子土木施設見学ツアー2019」で現場見学会を開催いたしました。

7月26日、29日の2日間、札幌市建設局主催の「夏休み親子土木施設見学ツアー2019」が開催され、2日間で35組76名の札幌市内の小学生と保護者が参加しました。
この見学会は、建設業人材確保・育成支援事業の一環として、将来の担い手となる子どもと親を対象に、建設業の社会的使命や魅力を伝える目的とし平成27年より開催されています。
ツアーの見学先として、岩田地崎・旭イノベックス・日進 特定共同企業体で施工中の(仮称)北24条大橋上部工新設工事と岩田地崎・田中特定共同企業体で施工中の東北通幹線耐震化工事が現場見学会を開催しました。
26日に開催した(仮称)北24条大橋上部工新設工事では、鈴木所長より現場見学の流れ等の説明後、
3グループにわかれて高所作業車試乗、ボルト手締め体験、現場説明を行いました。当日はあいにくの天気でしたが、全員が予定していた内容全てを体験でき、無事現場見学を終えました。見学を終えた子ども達は、「橋が完成したら通りに行きます!」とはやくも完成を楽しみにしているようでした。
29日に開催した東北通幹線耐震化工事では、はじめに水道局より”なぜ工事をしているのか””どうやって工事をしているのか”などの説明があり、その後、2グループにわかれて測量体験や水道工事に関する座学など行いました。見学中は、実際に配置する配水管に触れたり、エレベーターで地下16mまで下り配水管が入る前のトンネル内に入ってみるなど、身近にあっても普段は見ることのできない現場に興味深々でした。また、この日は最高気温32.9度と暑い日でしたが、巨大な立坑の下の空気はひんやり涼しく、別世界を楽しんでいるようでした。
ツアーでは、両親も子どもの楽しそうな様子を微笑みながらカメラで撮影したり、高所作業車に乗車している子どもに手を振ったりと親子ともに夏休みの思い出として貴重な体験となりました。