2026年2月6日

工事概要
工事名称:小林酒造株式会社 製造棟新築工事
所在地:夕張郡栗山町錦3丁目109番地
工期:2025年4月9日~2025年12月26日
設計監理:アトリエオンド一級建築士事務所
施工:岩田地崎建設株式会社
建物用途:酒造工場
構造規模:鉄骨造地上2階建
敷地面積:1,568.77m2
建築面積:780.38m2
延べ床面積:1,057.34m2
建物高さ:10.38m
所在地:夕張郡栗山町錦3丁目109番地
工期:2025年4月9日~2025年12月26日
設計監理:アトリエオンド一級建築士事務所
施工:岩田地崎建設株式会社
建物用途:酒造工場
構造規模:鉄骨造地上2階建
敷地面積:1,568.77m2
建築面積:780.38m2
延べ床面積:1,057.34m2
建物高さ:10.38m
はじめに
本工事は、小林酒造株式会社にとって実に105年ぶりとなる新築酒造工場の建設となります。(当社の札幌村を作っている酒蔵です)
小林酒造は明治11年に札幌で道内清酒の先駆けとして酒蔵を営み、明治33年に現在の栗山町に工場を移転しました。
創業初期には販路を樺太から満州まで広げ、最盛期には夕張炭鉱へも膨大な量の酒を供給していました。
既存の工場は広範囲に分かれており、各酒造工程は多くの移動を余儀なくされていましたが、新築工場では移動距離を極力短く酒の品質に影響を与えないように、一つの工場で精米・貯蔵から瓶詰まで一貫して酒造りができることを念頭に計画されています。
小林酒造は明治11年に札幌で道内清酒の先駆けとして酒蔵を営み、明治33年に現在の栗山町に工場を移転しました。
創業初期には販路を樺太から満州まで広げ、最盛期には夕張炭鉱へも膨大な量の酒を供給していました。
既存の工場は広範囲に分かれており、各酒造工程は多くの移動を余儀なくされていましたが、新築工場では移動距離を極力短く酒の品質に影響を与えないように、一つの工場で精米・貯蔵から瓶詰まで一貫して酒造りができることを念頭に計画されています。

小林酒造
特徴的な部分や建物の紹介
新工場では、すべての工程を賄えるようになり、効率的な作業環境と移動距離の短縮により、さらなる高品質の酒造りが期待されます。
南面の屋根には全面に太陽光発電パネルを敷き詰め、工場の大半の電力を賄うことができます。
設置した蓄電池は大阪万博のサウジアラビア館の太陽光発電に使用されていたものを移送して設置しています。
さらに屋根や外壁には、外断熱仕様を採用し、エネルギー効率に優れたクリーンな建物になっています。
南面の屋根には全面に太陽光発電パネルを敷き詰め、工場の大半の電力を賄うことができます。
設置した蓄電池は大阪万博のサウジアラビア館の太陽光発電に使用されていたものを移送して設置しています。
さらに屋根や外壁には、外断熱仕様を採用し、エネルギー効率に優れたクリーンな建物になっています。

太陽光蓄電池
施工や安全管理で工夫したこと
周辺には小林家住宅主屋や小林酒造一番蔵、小林酒造旧事務所(蔵元北の錦記念館)等の登録有形文化財、いわゆる「小林酒造建造物群」が立地しています。これらの建造物群には、歴史的価値の高い機械類が保存・展示されているほか、特に瓶詰工場が隣接していることから、施工にあたっては振動による影響に細心の注意を払い、工事を進めました。
施設は栗山町の観光名所となっており公園も隣接しているため、観光客が周囲を散策したり、子供たちやお年寄りが遊びに来たりするなど、人々の目に触れる部分は清潔にスマートに見えるよう特に配慮しました。
奥にある公園隣接の一般車両の駐車スペースなどは定期的に整備し、利用者が快適に使用できるように努めました。
さらに、毎週末には工事の進捗や翌週の予定を写真付きで分かりやすくまとめ、建築用語の解説を加えた週報を隣接するお客様に配付して、ご理解とご協力をいただきました。
施設は栗山町の観光名所となっており公園も隣接しているため、観光客が周囲を散策したり、子供たちやお年寄りが遊びに来たりするなど、人々の目に触れる部分は清潔にスマートに見えるよう特に配慮しました。
奥にある公園隣接の一般車両の駐車スペースなどは定期的に整備し、利用者が快適に使用できるように努めました。
さらに、毎週末には工事の進捗や翌週の予定を写真付きで分かりやすくまとめ、建築用語の解説を加えた週報を隣接するお客様に配付して、ご理解とご協力をいただきました。
一番難しかった、苦労した工程
短工期だったのでいろいろと苦労はありましたが、特に太陽光パネルを設置する急勾配屋根の施工には最大限の注意を要しました。
30度勾配の屋根は経験のない職人も多く、鉄骨建方から屋根パネル設置まで、安全面には細心の注意を払いながら作業を進めました。
また、前面道路は小林酒造の搬出入も多く、極力使用しない計画を立て、周辺環境への影響を最小限に抑えました。
30度勾配の屋根は経験のない職人も多く、鉄骨建方から屋根パネル設置まで、安全面には細心の注意を払いながら作業を進めました。
また、前面道路は小林酒造の搬出入も多く、極力使用しない計画を立て、周辺環境への影響を最小限に抑えました。

南側屋根太陽光パネル設置状況

太陽光パネル設置完了
DXへの取り組み
WEBカメラを設置し、資材や機材の搬入状況の確認、危険作業の有無の把握ならびに休日中を含めた現場状況の確認を行うなど、遠隔による現場管理を実施しました。
これにより、現場の安全確保と管理体制の強化を図り、適切な施工管理に努めました。
これにより、現場の安全確保と管理体制の強化を図り、適切な施工管理に努めました。
働き方改革への取り組み
厳しい工期の中ではありましたが、関係者の皆様のご協力のもと、工程管理の工夫を重ね、週休2日の確保をほぼ実現できた現場となりました。
若手社員も主体的に業務の進め方を見直し、ペース配分を意識しながら、効率的な業務遂行に取り組みました。
こうした工程調整を行い、季節ごとの長期休暇も極力長く確保することができ、十分なリフレッシュを図りつつ、安全と品質を両立した施工を進めることができました。
若手社員も主体的に業務の進め方を見直し、ペース配分を意識しながら、効率的な業務遂行に取り組みました。
こうした工程調整を行い、季節ごとの長期休暇も極力長く確保することができ、十分なリフレッシュを図りつつ、安全と品質を両立した施工を進めることができました。
関係者への感謝の言葉、若手社員へのメッセージ
本工事は若手スタッフが中心となり進めた工事でしたが、酒造関係者のご理解とご協力を賜り、無事故で竣工を迎えることができました。歴史ある酒造蔵に隣接する新工場は、今後も多くの方々の目に触れる建物です。自らの手で築いた工事であることを誇りにしてください。
発注者様、設計監理者様をはじめ、工事に携わってくださった関係者、協力業者の皆様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
記念すべき新酒蔵での初仕込みとなる一本を、ご相伴にあずかれましたら幸いです。
発注者様、設計監理者様をはじめ、工事に携わってくださった関係者、協力業者の皆様には、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
記念すべき新酒蔵での初仕込みとなる一本を、ご相伴にあずかれましたら幸いです。

