札幌工科専門学校 ICT施工現場見学会を開催いたしました。

9月14日、『道央圏連絡道路 千歳市 中央改良工事』、『幾春別川総合開発事業の内 新桂沢ダム堤体建設第1期工事』において、札幌工科専門学校の生徒84名を対象に現場見学会を開催いたしました。
全国初ICT土工の第1号工事である『道央圏連絡道路 千歳市 中央改良工事』では、生徒を4グループに分け、各ブースごとに「道央圏連絡道路事業概要、工事概要、ICT施工概要の説明」、「ドローン測量、3Dモデリングのデモンストレーション」、「マシンコントロールバックホウのデモンストレーション」、「ワンマン測量(トータルステーション)のデモンストレーション」を行いました。
生徒たちはグループ毎にすべてのブースを回り、従来の建設業との違いや最新のICT活用工事を肌で感じました。
質疑応答では、「これまでの工事とは随分違うけれど、操作を覚えるのは時間がかかりますか?」
「トータルステーションが測定できる距離はどれくらいですか?」など積極的に質問が行われました。
また、国のダム事業としては初「かさ上げ工法」で施工中の『幾春別川総合開発事業の内 新桂沢ダム堤体建設第1期工事』の現場見学会では、 生徒を2グループに分け、骨材プラントの展望台とダムの左岸展望室で工事概要や施工方法などについて説明、原石山に上がり施工の流れなどを紹介し、生徒たちは普段見れないダム建設の壮大なスケールを感じました。
今回の現場見学会で、実際に現場で使っている最新の建設工事を体感し、生徒たちにとって建設業への興味や関心を深める機会となりました。