6月12日、東京都で施工した王子給水所(仮称)配水池築造工事が、令和7年度土木学会技術賞を受賞しました。
土木学会技術賞は、土木技術の発展に顕著な貢献を果たし、社会の発展に寄与したと認められる計画、設計、施工、または運用やメンテナンス等の画期的な個別技術などを対象とした表彰となります。
本工事は、大規模ニューマチックケーソン工事において、日本初となる「協調自動掘削技術」を導入したプロジェクトです。この先進的な取り組みが高く評価され、今回の受賞につながりました。
協調自動掘削技術は、センサーを搭載した複数の掘削機が相互に連携しながら、同時に複数箇所の掘削を行うシステムです。従来は、複数の掘削機を安全に運用するために熟練オペレーターによる遠隔操作が必要でしたが、近年は担い手不足が課題となっています。本技術の導入により、掘削機同士の接触リスクを低減しながら効率的な施工が可能となり、安全性と生産性の向上に加え、人手不足の解消にも貢献しています。


